スポーツ用品の
寄贈・回収
2002年より、主に海外で、なかなかスポーツをする機会がない子どもたちにスポーツ用品を寄贈しています。
国連環境計画(UNEP)と共催で毎年開催する「ドリームキャンプ」では、ケニアの子どもたちにスポーツ用品の寄贈だけではなく、専門のスポーツ指導者によるレッスンや、専門のスタッフからの環境教育などを行い、将来子どもたちが環境問題への知識をもった地域リーダーとなるよう指導しています。 >>詳しくはコチラ
このプロジェクトは、みなさまからのご寄付によって支えられています。 >>ご寄付




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2008年8月 バヌアツ
【JICA「世界の笑顔のために」】


◆ GSAの皆様こんにちは、バヌアツ・タンナ島の青年海外協力隊の浦です。
今週は「世界の笑顔の為に」でGSAから寄付していただいたボールとユニフォームを
タンナ島      ヤベンクラ小学校
           ツフ小学校
           ロカタイ小学校
           ラムカエル小学校
           ロワナトム小学校

エロマンガ島   インポーター高校
に配らせていただきました。それと同時に環境についてのお話もしてきました。


バヌアツはイギリスの「シンクタンク」の調査で、世界一幸せな国であると認定された国です。環境を破壊しないで人々が幸せに生活している、という評価をもらっています。

私の任地タンナ島でもほとんどの人たちが自給自足の生活を送っています。なので環境破壊という言葉を感じる事は少ないです。

タンナ島にある環境課の仕事も、島に生息するヤシガニの保護のプロジェクトを行っている程度で、スタッフ一名です。
「胃袋の丈夫な人は胃の存在を意識しない」
と言いますが、それと同じように、環境を破壊した事のない人たちは逆に環境を意識した事はないような気がします。

私が環境破壊を説明する時に話す内容は
「バヌアツは夜になると沢山の星が出て数え切れないけど、日本では沢山の工場や車が空気を汚しているから夜になっても星が綺麗に見えないんだよ。だから星がいくつ出ているか数える事ができるんだよ」
と話します、島の人は、星は数え切れないものだと思っているのでとても驚きます。

後はバヌアツで走っている車はほとんどが日本製なので
「日本は沢山の車を作っているから沢山の工場があって汚いオイルや排気ガスを捨てているから空気は汚いし、泳げない海も沢山あるんだよ。時には魚が病気になって死んでしまう事もあるしね。魚を食べたい時は遠くの綺麗な海まで行かないと行けないんだよ、空気が汚いから病気になる人も多いよ。 そしてそれはチョイスだと思うよ。沢山の車を持っていて、みんなが忙しく働いて、環境が悪くなってしまうのか、それとも車はないけど環境がよくってみんながゆっくりと生活できるのか、どちらかを選ぶ必要があるんだよ」


そういったことを説明すると必ずみんな今のままで良いと感じる、と答えてくれます。ちなみに現在のタンナ島で車以外に環境を破壊している物といえばお菓子のパッケージに使われているビニール袋くらいです。これも少し問題で、島の人は昔からバナナの皮でもピーナッツの皮でもブッシュに投げ込んでおけば土に戻る物だと思っているので、大人も子供も悪気なく公共の場に捨てていってしまいます。 少し気を使っている人は落ち葉に混ぜて燃やしたりしています。今は少しの量なので問題はないかもしれませんが、将来的な問題として今まさに環境教育をしていかなければいけない時期だと感じています。

問題なのは私の任地のタンナ島から200キロほど離れた首都のポートビラでは、すでに多くの外国人がビジネスチャンスを狙って入ってきていて紙幣社会が浸透しつつあるので環境破壊が始まってしまっている事です。 そして首都に行く機会のある人達の中には少しずつそういった物質社会に憧れていく人たちもいます。そして自分たちの今の生活に少なからず劣等感を感じてしまう事もあると思います。それは自然なことで仕方が無いと思いますが、私の仕事である体育の普及とGSAのエコプレーの理解などから少しずつみんなの意識が優しい方向へ向かってくれると良いなと考えています。

青年海外協力隊 18年度 2次隊 体育
浦 輝大
ブログ:http://worldreporter.jica.go.jp/blog/vanuatu 

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